12月16日、善了寺で「冬至キャンドルナイト2016」が開催されました。 キャンドルナイトは夏至と冬至の時期に、全国で行なわれているイベント。戸塚でも、明治学院大学の辻信一ゼミの学生とNPO法人 カフェ・デラ・テラが中心となり、善了寺にて開催されました。当日は、トークイベント、ライブ、明治学院大学の学生たちによるフード・ドリンクのお店や展示などが、キャンドルナイトを盛り上げました。

当日の雰囲気はこちらの動画からも、ご覧いただけます。

林良樹さんとのトーク

トークゲストには、千葉県鴨川を拠点に活動されている林良樹さんをお招きし、林さんの活動の紹介をしていただきました。
林さんはバックパッカーの旅の途中にイタリアの農村を訪ね、そこで日本の素晴らしさを教えられ、日本に戻り、自分の実現したいことができる場所として千葉・鴨川を知り移住、「美しい村が美しい地球を創る」をテーマに様々な活動をされています。

例えば、地域のお母さんたちによって広められ、300名近いネットワークを持つ地域通貨「あわマネー」や、年配の方ができない作業を若者に代わりに行ってもらうことで、若者の仕事をつくり、世代間のつながりもつくる「里山お助け隊」のこと、 また無印良品と連携し、地元の素材で作られたしめ縄飾りを全国の無印良品の店舗で販売し、鴨川で林さんがされていることを、他の地域へ広げていく活動など (詳細は、こちらのページでもご覧いただけます)。

そんな活動に共感し、女性たち、親子連れのかたたちが、年間1,000人以上村を訪れるそう。今年は鴨川に5名が移住し、空家がたりなくなってしまうほどになったそうです。

「人と自然、都会と田舎の共生する鴨川モデルは、きっと日本全体へ広がっていく」と感じられる時間となりました。

トークの全編は下の動画からご覧ください(林良樹さんのトークの部分から再生されます)

遠藤律子さんのライブ

音楽ゲストはジャズピアニストの遠藤律子さんをお招きしました。 演奏を聴いていた子どもが踊りだすなど、ろうそくの明かりマッチした和やかな雰囲気のライブとなりました。

ライブの様子は、こちらの動画からご覧いただけます(遠藤律子さんのライブの部分から再生されます)

学生によるフード・ドリンクの出店、展示

トークやイベント以外にも、フードやドリンクなどのお店が出店。来場された方々も温かい飲み物や食べ物に舌鼓を打っていました。
辻信一ゼミの学生によるカフェごはんは、ドライカレーとピクルス、そしてレモンケーキ。2年生による「だご汁」や、スローライフや社会問題についての参加型の展示等を行ないました。

辻信一ゼミ生によるカフェのフード。今年はドライカレー&ピクルスです。
デザートにはレモンケーキも提供していました。すべて手作りです。

地域のパン屋さんの出店や、明治学院大学の学生による雑貨の販売も。

辻信一ゼミの学生による様々な展示がありました。

家に眠っている本や、昔は着てたけど今は着なくなった服、小物などを交換し、人と人との繋がりをモノで確かめる交換会「xChange」も開催。

次回のキャンドルナイトは、夏至の頃に開催予定です。それまでにも、カフェ・デラ・テラや善了寺では、色々なイベントを開催いたします。茶堂でイベント情報は随時更新中ですので、時折チェックしてみてくださいね。

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