お正月には、本堂にお餅をお供えしますが、例年は善了寺では、1月4日にはもう一度、お餅やさんに引き取ってもらい、1月8日に、新年会があるので、もう一度ふわふわにつきなおしてもらいお参りの方々にお配りしていました。ところが、今年は、新型コロナウイルス蔓延のために、新年会は中止となってしまったため、このたくさんのお餅をどうしましょう?

そこで、まず、カチコチで刃もたたないので、水にしばらくつけてからレンジでチン。すると、少し柔らかくなるので、片栗粉をつけながら包丁や料理ハサミで細かく切ります。

しばらく干すと、またカラカラに乾いてくるので、低温の油でゆっくり揚げます。塩を振ってあられの出来上がり。

新型コロナのおかげで、新しい生活様式といわれています。善了寺のお供えのお餅も新しい様式へと変化して、ありがたくいただきました。

戸塚・善了寺 坊守