青空の下、菜の花が咲き、山桜が咲き、桃が咲くこの日

善了寺の境内では、野点が催されました。

ご住職と坊守さんとお二人並んでのおもてなし。

皆さん、ご住職の丁寧なひとつひとつの所作を

心静かに視線を向けられています。

坊守さんの春らしいお着物も素敵です。

 

「結構なお点前です。」

特別なこのひと時をじゅうぶんに味わいながら

過ごしました。

 

寺猫チロさんもこの特別な空間を

一緒に味わっているようでした。

 

この日は、実は、お釈迦様のお誕生日

お花祭りの日でありました。

野点で過ごされた後、本堂に現れたお釈迦様に甘茶をかけ、お釈迦様のお誕生をお祝いしました。

 

甘茶を頭からかけてもらい気持ちよさそうなお釈迦様のお顔。

この甘茶、なぜ、甘茶をかけるかと言うと、お釈迦が生まれる際、九頭の龍が天からあらわれ、

お釈迦様の頭から甘露の雨を注いだという言い伝えに基づくもので、灌仏会の「灌」とは水を注ぐという意味だそうです。

【天上天下唯我独尊】

お釈迦様は生まれてすぐ、七歩歩き、右手は天を、左手は地を指さし「天上天下唯我独尊」と唱えたと言われています。
生きとし生けるものは誰もがこの世にひとつの尊い存在である、といった意味とのこと。

なんともありがたいです。

お寺のデイサービスならではの一日となりました。