戸塚・善了寺では365日、「朝のおつとめ」を行なっています。
その際の住職のお話を、ご紹介します。
少し前ですが、4月24日(火)のお話です。

あみださまの教えは、よく、お医者様にたとえられます。

歩いていると、どこからか毒矢が、飛んできて刺さったとします。お医者様は、さて、どこから誰が飛ばしてきたのか?どんな毒か?わかってからでないと矢が抜けない、とは言わず、とにかくまず、矢を抜いてくれるでしょう。

仏さまも同じです。私が、日々の悩みの中で一体どうなるのだろう?の悩みに、修行したり、経典をたくさん読んで解決してからでないと、救いませんとは言われません。

仏さまは、まず、お念仏(なもあみだぶつ)を申しましょう。我にまかせよ。必ずすくう。と、おっしゃいます。

今、ここで、悩んでいるまんま、お念仏と出逢わせていただく時、必ず、私の暮らしのなかに現れてくださいます。すべてが師であり、光明であったと、謙虚にいかされていることに感謝し、浄土へ参らせていただく人生を、開いてくださるのです。

このように、私は、味わわせていただきました。

善了寺では、毎日朝のおつとめを行なっています。
詳細は、下記のリンクをご覧いただき、よろしければご参加ください。

「朝のおつとめ」毎日開催中です

文:坊守
※「ぼうもり」と読みます。住職の連れあいです。
鎌倉時代から大切にされてきた言葉なんですよ。
時々つぶやきますので、優しくお付き合いください。