2月22日に、『そうだ!お坊さんとお茶しよう!』が、カフェゆっくり堂で開催されました。

世間では、未知のウィルスの影響で、人とともに語らうことがためらわれる時期の開催に、お二人の参加がありました。本当に有難いことです。

お互いに不安を語り合いながら、いつしか、お寺でのご法要の体験と感想をおはなしくださいました。儀礼の尊さと、お参りいただいた方々との一体感に感動したというお話でした。

もう一方は、ある方のお葬儀に参列したとき、僧侶の方の尊い和顔の姿と儀礼の素晴らしさにまた会いたいと思ったとお話しくださいました。

みんなが、バラバラになっていくような不安に駆られる世間にあって、儀礼の尊さが語られたことは、本当に有難いことでした。

個性を封じ込めて一色にするという全体主義ではなく。不安や恐怖にあおられるお互いが、みほとけの智慧と慈悲をよりどころに

再びつながりあう大切な場として、伝灯の儀礼がお寺やお葬儀の場に伝えられてきた意義を改めて考えさせられました。

お茶することはありがたいことです。素敵な気づきが恵まれます。

今の時期、一つの場所に集うことができなくても、みほとけと共に歩むお互いです。くれぐれもお身体ご自愛頂き

また、必ずお会いしましょう。

 

来月の「そうだ!お坊さんとお茶しよう!」は、お寺の都合によりお休みします。