- 住職のつぶやき
- 2018年12月25日
天親菩薩様と私たち
戸塚・善了寺では毎朝「朝のおつとめ」を、本堂で行なっています。その際に、住職から仏教に関するお話をさせていただいています。その時のお話を、ご紹介させていただきます。
天親菩薩様は、煩悩が成就している、つまり『煩悩に迷わされ、苦しみの渦の中に巻き込まれているわたしたち』に、 阿弥陀如来様の本願を勧められ、 救われていく道をお勧めくださいました。 凡夫だからいいんだ、と流れがちになるけれども、お念仏を申す中に、『われら』と、親鸞様も天親菩薩様も、 私とご一緒の立場という受け止めをしてくださっているこのお言葉 を、大切に頂戴させていただきたいことです。 煩悩成就の日暮しの中に、迷いを重ねている私の為に、親鸞様も天親菩薩様も、阿弥陀如来様の化身として広く様々な手立てを持って私たちに念仏 を、弥陀の本願をお勧めくださるのです。
このように、私は、味わわせて、いただきました。
南無阿弥陀仏
「朝のおつとめ」は、365日行なっています。
1日の始まりを、善了寺でのお参りからはじめてみませんか。
どなた様でもお参りいただけます。
どうぞお気軽にお越しください。
文:坊守
※「ぼうもり」と読みます。住職の連れあいです。
鎌倉時代から大切にされてきた言葉なんですよ。
時々つぶやきますので、優しくお付き合いください。