令和六年 能登半島地震で被災をされた多くの皆様に心からお見舞いを申し上げます。
また大切な方を亡くされた方々に心からお悔やみを申し上げます。

世界中に理不尽な暴力が渦巻き多くの命が失われていくこの時代にあって、そして思いもよらない自然の猛威によって、多くの命が失われ傷つけられてゆくこの時代の最中にあって、どうぞお互いに 南無阿弥陀仏 お念仏をよりどころに一日一日をあゆませていただきましょう

先人の皆様は、「念仏は生きる力なり 苦を超える道なり」とお言葉をお残しをくださいます。もう座り込むしかない。そんな最中にあるからこそ、南無阿弥陀仏のひと言でございます。先人の皆様が道を伝えてくださる。南無阿弥陀仏「われにまかせよ。そのまま救う」の弥陀のよび声。お念仏を称え、その念仏を弥陀のよび声として、お聞かせをいただくとき、あなたは決して一人ではありません。

阿弥陀如来様が共に歩んでくださるとともに、お念仏をお勧めてくださる親鸞さま・法然様・聖徳太子様・・・多くの先人の皆様が南無阿弥陀仏・南無阿弥陀仏と私のたった一言のお念仏として、今ここに現れ出てくださる。その、み声を聞かせていただくとき、多くの皆様が共に称えるお念仏であったと頂戴をさせていただく中に、決して一人ではありませんと、お念仏の中に大切にいただいてまいりたいことでございます。
私たちも善了寺のご縁をいただく多くのご門徒の皆様、門徒総代の皆さまと力を合わせて、少しでもお力になれるよう活動してまいりたいと思います。

どうぞ、決して一人ではないとお念仏の中に頂戴をさせていただきながら、共々に歩ませていただきたいことでございます。
南無阿弥陀仏 合掌