環境=文化運動を展開するNGOナマケモノ倶楽部から2003年に誕生した有限会社ゆっくり堂が、 善了寺への本社移転と新規事業スタートに伴い、有給スタッフを募集します。

有限会社ゆっくり堂とは

環境=文化運動を展開するNGOナマケモノ倶楽部から2003年に誕生。「100万人のキャンドルナイト」を社会に広めていくためのツールとして、蜜蝋キャンドルの企画販売や『私にできること~地球の冷やし方』(通称ハチドリ冊子)の出版、ネットワーク型NGOハチドリ計画の立ち上げなど、数々のスロームーブメントにビジネスの側面から参画しています。

募集内容の詳細は、4月17日のイベントへご参加いただくか、
または茶堂のお問い合わせフォームよりお問い合わせください。

善了寺から、ご応募いただける方への想い

今回募集をさせていただくスタッフの方には、有限会社ゆっくり堂の善了寺への本社移転に伴い、境内の中でお仕事をしていただこととなります。そこで善了寺が大切にしていること、また今回のスタッフの募集にするにあたっての想いをかかせて頂きました。ぜひご一読ください。

お寺の活動のよりどころは、仏さまの慈悲にあります。特に、善了寺は阿弥陀如来の慈悲の願いを活動の根拠にしています。慈悲の慈とはマイトリー。それは、自他共に切り離すことのできない存在であるといういのちの受け止めと一つになって生まれてくる他のいのちを慈しみ、平和を願い、しあわせを願うはたらきそのものです。

だからこそ、慈悲の悲、カルナー、痛みの共感が生まれてくるのです。阿弥陀如来の慈悲は限りがありません。そして、揺らぐことがなく、虚しく終わることがありません。その願いに出遇うとき、私の立場は、限りある力なき人間であるという自覚です。その私が、そのまま、阿弥陀如来にとって存在の理由となっています。

ですから、いつでも、どこでも、どんな場合でも、すべてのいのちの平和としあわせを願いはたらき続けてくださいます。力なきわが身は、遅々として歩みを進めることのできない身ですが、人生において見据える方向は、阿弥陀如来に開かれています。すべてのいのちの平和と幸せを願いこの世を生きていくことです。

力なき人間の自覚にたつとき、自分が一人だけスーパーマンになって、人々を救うという傲慢な態度にはなりませんね。「一人の百歩より百人の一歩を考える」ここに力なき人間の自覚の意味があるのだと思います。人生を後悔しないために、大いなる航海に旅立ちませんか。

 

4月17日のイベント「ゆっくり堂公開役員会」

また、有限会社ゆっくり堂を知っていただくためのイベント「ゆっくり堂公開役員会」を4月17日に開催いたします。 募集内容や、ゆっくり堂の活動に興味のある方、ぜひおこしください。

スローなビジネスを通じて社会とつながり、 自分を、世界をちょっとずつ変えていくことにアツくなれる方との出会いを楽しみにしています。

イベント詳細

  • 日時 :2017年4月17日(月)19:00~20:30
  • 会場 :戸塚・善了寺(JR戸塚駅東口より徒歩8分)

  • トーク: 中村隆市(有限会社ゆっくり堂代表、ウインドファーム代表)、辻信一(環境運動家、明治学院大学教員)、成田智信(善了寺住職)
  • 聞き手:上野宗則(株式会社素敬代表、ゆっくり小学校)    
  • 参加費 :恩送り(みなさまのお志をお願いしております)
  • お申込: info@sloth.gr.jp
  • 共催 有限会社ゆっくり堂、ナマケモノ倶楽部、NPOカフェ・デラ・テラ