１月１２日、能登半島北部　石川県輪島市の避難所　大屋小学校にたこ焼きの炊き出しに行ってきました。このご縁は、吉崎西別院で活動されていた一般社団法人「えんまん」（代表理事　八幡真衣さん）と大阪の震災支援を続ける会（代表　石﨑 博敍さん）の共同主催による活動でした。八幡さんが石川県小松市在住のお寺さんということもあり、発災当初から、自身も被災されながら、能登半島のさまざまな場所に赴き、困難の最中にあるみなさんとともに活動されていました。

八幡さんから石﨑さんにお声がけがあり、今回の避難所での炊き出しが実現しました。募集をかけて頂いたご縁で、住職・坊守と二人で現地に入らせて頂きました。

小松から輪島への移動は約４～５時間その道すがら、私たちの想定をはるかに超える自然の猛威を目の当たりにしました。現地に着いてからも、発災から２週間。多くの方々が困難の最中にありました。

たこ焼きを精一杯焼かせて頂きながら、「やっと食事らしい物をいただきました」…その言葉に胸が詰まる思いでした。

南無阿弥陀仏　南無阿弥陀仏とお念仏称え震える身体をかかえて、一所懸命に活動される八幡さんの姿。そして、現地のみなさんの姿。たこ焼きを焼いている最中に仲間のみんなが声を失うと、自然と誰かが「声出していこう」と声がけをして、明るい声で「美味しいたこ焼き持ってってください」と声が響きます。

現地はこれからです。御同朋・御同行と親鸞さまがお声がけくださるその呼び声は、「南無阿弥陀仏」他力の念仏に込められて今ここに響き渡ります。どうぞ、お力添えください。現地にいけなくても思いを寄せて頂き、活動される皆さんを応援して頂けることも本当に有り難いことだと思います。共々に、お念仏称え、お聞かせいただきながら、歩ませていただきましょう。

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今回お世話になった「震災支援を続ける会」の石﨑さんからカンパのお願いがあるので、掲載しておきます。何卒ご支援の程よろしくお願い申し上げます。

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【能登半島地震における震災支援を続ける会の活動について】

【シェア・拡散希望】

≪被災地に行けなくても出来る支援があります≫

この度の震災で被災された皆さまには心よりお見舞い申しあげます。

併せて、お亡くなりになられた方々には謹んで哀悼の意を表し、ご遺族の皆さまにはお悔やみ申しあげます。

　間もなく震災発生から２週間になろうとしていますが、被害状況の全体も把握できておらず、現場は混乱しています。救援物資も届いていない所も多いようです。

そのような状況の中、友人が代表理事を務める「一般社団法人えんまん」さんが現地に入り、救援物資を届けてくださっています。

　さて、震災時の支援活動は、時期により変動するニーズに合わせて行うことが必要なことを阪神淡路大震災や東日本大震災、熊本地震から学びました。

当会といたしましては、多くの家屋倒壊の情報がありますので、来るべき時期に備えて、仮設住宅に入居される方々への「生活用品セット提供」の準備を始めることにいたしました。

　東日本大震災以降、当会に寄せていただいた支援金を流用していきたいと思いますが、数量には限界がございます。先ずは300セットを目標にして、物品購入とセット化作業を始めていきたいと思います。

　つきましては、下記の要項のの通り、物品購入資金とタオル（フェイスタオルサイズ）寄付募集を行いますので、ご協力賜りますよう、何とぞよろしくお願い申しあげます。

※おかげさまでタオルは目標枚数集まりました。ありがとうございました