7月22日、戸塚・善了寺において、おみがきが行われました。
おみがきとは、本堂に飾られている仏具を磨き上げることです。

戸塚・善了寺では、年3回おみがきが行われています。
今回は、8月のお盆に向けて、20名ほどの方が集まりました。
バラバラに分解された仏具を、1つ1つ丁寧に磨き上げていき、黄色がかっていた仏具は、みるみるうちに輝き始め、眩しさを感じるほどでした。
中には、器具を作成し、より磨きやすいように工夫されていた方もいました。

このおみがきは、戸塚・善了寺の伝灯行事として古くから続けられています。
私が磨くことで光り始めた仏具。けれども、それはたくさんの先人の方々が大事に磨いてきて下さったからこそ、今もこうして輝くことができているのです。

日頃の生活では、自分のしたことを自分の手柄として捉えてしまっている私です。
けれども、このおみがきを通して、今こうして生活が送れているのも、たくさんの先人の方々がいて下さったからこそなんだ。独りよがりになるのではなく、感謝のうちに日々を歩まなければと感じました。

この皆さんのおかげでピカピカに磨き上げられた仏具ですが、朝日に照らされるとさらに輝きを増します。
戸塚・善了寺では毎朝7時よりお参りがあります。
ぜひ1度お越しください。
詳細は下記より

日暮らしに気づき、日暮らしが始まる、朝のおつとめ

 

岩﨑