還る家ともに ではリタイアした盲導犬・クラちゃんが飼い主のAさんと一緒に通ってくれていた時期がありました。上の写真はクラちゃんと馴染みのボランティア中島さんとの2ショット写真( ^^)

そのクラちゃん、昨年往生されました。15才でした。

そして今日Aさんが1年ぶりにボランティアで来てくれました。

ご縁の中で繋がれて、

盲導犬として活躍していたクラちゃん。リタイアしたのは9才10ヶ月で、その時にAさんが出会い一緒の生活がスタートしたとの事です。今までは盲導犬として訓練され人に尽くしてきましたが、リタイアしてしまうと社会の中での居場所が急になくなってしまいます。そんな時、Aさんが介護雑誌ブリコラージュから‘還る家ともに’を知り連絡して来てくれたのが始まりでした。

さすが元盲導犬だけあって、とても人には慣れていて、居間でゴロっと伏せている時でも人がつまずかないように足を曲げるなど配慮してくれいていました。デイのみなさんの中で過ごしているクラちゃんの表情はとても穏やかで、こちらも安心感をもらえるものでした。通ってくれたのは3ヶ月程でしたが、一緒に過ごし、ご飯を食べ、境内を散歩し・・・かけがえのない癒しをデイにもたらせてくれました。クラちゃん、ありがとうございました。

介護で関係障害っていいますが、それは人だけではないんですね。