どこまで垂れるの~?と思うくらい、しっかりと実りました!

去年、ゆっくり小学校からいただいた1つのバケツ稲が今年は4つに増えました。

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明日は台風が来ると言うので、今日中にパチリと撮影 。
でも、農家さんは、なぎ倒されると死活問題になるわけで、
本当に大変なご苦労だと思います。全国的に被害がないことを願っています。

春、籾は水を吸って、ちいちゃなちいちゃな芽をふく。
それが太陽のパワーを浴びてドンドン伸びて、
やがて土からも栄養をもらって、
細胞がさらに成長して葉が分割してぐんぐん成長してゆく。

青々した穂が大空を見上げるようにグンとつきあげます。

そして、実るほど、実るほどずつ、立派に垂れてゆき、葉は枯れていきます。

穂は、また来年へのパワーを持った種子となり次世代へとつながってゆく。

稲の成長は、人間の成長と似ています。稲が一年でめぐる生命の世界を、
人間は何年かかけて巡っています。稲は、主に、水と太陽と土を必要にしますが、
私は一体、どれだけの動植物を食べることでしょう?
そして、どれだけ、こうべを垂れることでしょうか?

文:坊守
※「ぼうもり」と読みます。住職の連れあいです。
鎌倉時代から大切にされてきた言葉なんですよ。
時々つぶやきますので、優しくお付き合いください。