6月17日(金)に、キャンドルナイトを開催しました。お子様からご年配の方まで多くの方にご来場いただきました。当日は境内や聞思堂にキャンドルが置かれ、いつもとは少し違う雰囲気の善了寺となりました。

「キャンドルナイトって?」という方は、こちらをご覧ください
電気を消してスローな夜を〜「100万人のキャンドルナイト」が教えてくれる素敵な夜の過ごし方〜
 

スローライフについてのイベントも開催

キャンドルの明かりの中、スローライフについて考えるイベントも開催しました。今年は学生を中心にファッションショーも企画されました。

「辻先生×松場登美さん×yuhaさん」トークショー

衣食住に寄り添った暮らしを石見から発信し続ける「群言堂」の松場さんと、服をリメイクを通じて持続可能なファッションの在り方を提案するyuhaさんをゲストに迎え、トークライブを行ないました。

群言堂の母体「石見銀山生活研究所」の成り立ちのストーリーや、「暮らしをデザインする」という根底にある思想について語られました。また、「その人ができることから、やる仕事を考え、作る」という事業のつくり方など、人と仕事の関係についての独特の考え方など、松場さん・「石見銀山生活研究所」から見た、生活、食、仕事など幅広く語られました。

yuhaさんと学生のファッションショー

yuhaさんと明治学院大学の学生がコラボレーションしたファッションショーを開催しました。
yuhaさんが即興でつくり上げるORIGAMI DRESSからスタートし、ストールにリメイクされたTシャツ等、学生によってリメイクされた服によるファッションが披露されました。

里花さんのライブ

やさしい歌声とギターの音色に、みな聞き入ってしまいました。
7月22日に善了寺で上映される映画『タシデレ!〜祈りはブータンの空に』にも使われている曲「流れ星」も披露されました。
そして、学生さんも舞台に上がり、里花さんと歌うというコラボが、こちらでも実現しました。
最後は、観客のみなさまも一緒に里花さんの歌を合唱し、キャンドルナイトの最後を飾りました。

飲食や雑貨の販売ブースも展開

聞思堂では、フード・ドリンクコーナーや物品販売のブースも展開しました。

飲食では明治学院大学の学生がカフェを出店。自家製のレモンジンジャーや手作りタコスをはじめ、コーヒー、ハートランドビールやワインの販売を行ないました。

地元戸塚のパン工房「トロンボン」さんに出店いただきました。
明治学院大学の学生さんの熱いオファーにより実現。
地域に愛される味に、みなさん舌鼓をうっていました。

物品は販売ブースには、ゆっくり小学校の糸紡ぎ機や田植えセット、群言堂さん、
明治学院大学の学生団体ハビタットMGUのアクセサリー等の販売が行われました。商品を手に取りながら、作られたストーリーや説明に耳を傾ける方が多くいらっしゃいました。

ゆっくり自分に向き合う時間

20時には自主停電を5分間行ないました。キャンドルの火の薄明かりだけの空間の中、火をじっと見つめる人、夜空を見上げる人など、それぞれ思い思いの5分間を過ごしていました。

帰り道は、キャンドルロードで

とつか宿駅前商店会のご協力により、駅までの帰り道にもキャンドルを置かせていただきました。

次回は12月16日を予定しています

次回は冬至の頃、12月16日の開催となります。冬は、空気が澄んで、キャンドルの炎も、一層綺麗に見られるかもしれません。カフェのホットドリンクとともに、夏とは違った空間が体験できそうです。