戸塚は、かつて東海道を中心にした宿場町でした。人と人が行き交う江戸の街に学ぶというのが、戸塚には似合うと思うんです。

でも、ウィズコロナの時代、人とひとが行き交うことそのものを考えなければいけません。「時代が違うよ・・・。」そんな声も聞こえてきそうですね。でも、どんな時代も暮らしがありました。人は、交わりながら困難をみんなで智慧をだしあって、こえてきたのではないでしょうか?

こんな時代だからこそ、謙虚に訊いてみてもいいかもしれません。

「文七元結」という落語があります。ストリーは是非読んでみてください。素敵なお話です。そのお話のテーマが「情けは人の為ならず」です。

文七元結のあらすじ

ウィズコロナの今だからこそ、暮らしの中に染みこませたいコトバです。

コトバは、読むこと、語る事を粗末にしないとき、時代を超えて、今の暮らしの中に恵まれ、やってきてくれます。

手洗いもうがいもマスクも「情けは人の為ならず」ですし、十分に感染対策をしてくれているなじみのお店に立ち寄るのも「情けは人の為ならず」ということです。

江戸からつながる東海道を大事にする戸塚だからこそ、ウィズコロナの街づくりも「情けは人の為ならず」

離れていても、つながっている、またいつか巡り会う。

そんな、人情の行き交う 道の伝統 宿場街のこころを大事にしたいですね。