7月1日(金)、ナマケモノ倶楽部の17周年を記念するイベント「ナマケモノたちの宴~”友友(ともとも)”な文化を創ろう!」が善了寺本堂にて開催されました。ナマケモノ倶楽部は、辻信一先生と、そのお仲間が中心となり「環境とビジネスと文化を融合させた運動を」目指して作った市民団体(NGO)です。

宴は、辻先生・アンニャ・ライトさん・中村隆市さんのトークからスタート。辻先生と中村さんが出会い、エクアドルの森林保護のための現地の方への支援で、アンニャさんとの出会いがあり、今のナマケモノ倶楽部があるということ。
その後
「メッセージを運ぶコーヒー」を提供するカフェスローが作られたことや、ナマケモノ倶楽部の発足前からの、それぞれの方の活動などの話が披露されました。発足当時は、メンバーのほとんどが女性で他のNGOは男性ばかりだったから浮いていた(笑)という話もあり、時折出る当時の意外な話に会場の笑いを誘っていました。

 

トークの後は、アンニャさんとお子様のパチャとヤニの家族バンドでのライブ。
「ナマケモノの歌」では、会場のみなさんも一緒に歌い、手拍子でバンドに参加していました。家族の絆が感じられる素敵なパフォーマンスとなりました。
 


そして音楽つながりで、ナマケモノ倶楽部から生まれた有限会社スローの経営もしているOJAさんによるラップパフォーマンスの披露。そして、ナマケモノ倶楽部の新しい活動「友産友消」の紹介もありました。「友産友消」とは友だちが生産して、友だちで消費すること。友だちがつくったものを友だちとして美味しく食べたり使ったりする先に、ハッピーな未来があるはずという新しいムーブメントです。
詳しくは、http://tomotomo.site/ (「『トモトモして』と覚えてください」とのこと)
 

イベント終了後も、辻ゼミ生が用意したレモンジンジャー等のドリンクや善了寺で採れた野菜を使ったおばんざいを片手に、色々な所で語り合いが続いていました。これからのナマケモノ倶楽部の活動がさらに楽しみになる一夜となりました。