手作りの味噌や梅干しに消費期限の記載はありませんね。いつまで食べられるの?と考えたことはありませんか。あなたは「醗酵(はっこう)」と「腐敗」の違いをどうやって見分けていますか。

 食べ物を感じていますか

近年の発酵食ブームもあり、「醗酵」を身近なものに感じる人が増えました。ヨーグルト、納豆、キムチ・・・すべて醗酵しています。年代物のぬか床からは豊かな香りがして食欲をそそります。なんだか懐かしい匂い。身体に良さそうです。一方、長く常温に放置された肉はベトベトして嫌な臭いがします。とても食べられないと感じます。

そうです!皆さんのその感覚が大事なのです!

「醗酵」と「腐敗」は表裏一体

そもそも「醗酵」と「腐敗」は、どちらも細菌のいのちの営みの産物です。細菌も私たちと同じように呼吸、排出をしています。その時、産み出されたものが人の体にとって有益であれば「醗酵」と呼ばれ、有害であれば「腐敗」と呼ばれます。

けれど各人の体質がありますし、その時の体調もあります。だから本来、「醗酵」と「腐敗」の定義は個人差があって然るべきことなのです。私の身体は受け付けたけれど、あなたの身体は受け付けないかもしれません。

発酵食は活きている

時を経て変化をしていくのが活きた発酵食品です。自分の五感を駆使して、食べてよいのか悪いのか、自らの身体に問うてみましょう。目で見て、匂いをかぎ、舌にのせてみるのです。「おいしい/まずい」と感じられるあなたの感覚があなたのいのちを守り育んでくれます。

あなたの野性を試されるのが本当の発酵食品です。