辻信一さんが、校長を務めるゆっくり小学校に、昨年度参加させていただきました。
その時、入学祝いに稲の苗(田植えキット)をいただき、昨秋はその苗からお米が実りました。

今年、その稲のもみを水に浸けておくと、かわいい白い芽がそっと、出てきました。
その緑色に育ったか弱い苗を、去年入学祝いに頂いたバケツに植え、
今年も育てています。

さて、今年は、どれくらいお米になることができるかな?
びっくりするのは、毎日いただいているお米から、芽が出てくるということです。
出てきた芽を発見する度に「お米は、成長過程で花も咲くわけでその実でもあり、
また種子でもある」ということを思い出します。
こうやって、育ててみると、常識のはずですが、改めて「そうなんだ~」と不思議でもあり、
楽しくもあり、ワクワクを感じます。

我が家の主食のお米は、一週間に五キロもいただきますので、
自給自足は全く程遠い夢ですが、お米ができるまでの成長を目前で、
少しでも体験すれば、食材というより命をいただいているという実感が
わいてきます。

ただ、無農薬のバケツ稲では、
ものすごい勢いで、新たな大切な命が大量に誕生しています。
そのこは、ぼうふらくん!!
さて、どうしましょう?

辻信一先生が校長を務める「ゆっくり小学校」は、こちらから
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坊守(執筆)
※「ぼうもり」と読みます。住職の連れあいです。
鎌倉時代から大切にされてきた言葉なんですよ。
時々つぶやきますので、優しくお付き合いください。