すてきなイベントレポートが届きました。

映画なのに思わず拍手が!

失われていた世代間のコミュニケーション、祭りへの思い、地元地域への思い、そういったものが少しずつ取り戻されていく、そんな作品でした。

時代の変化と共に変わっていく町。
若者は仕事で忙しく、青年団は解体。
60世帯、家では親子3代が暮らしていてとても身近なようなのに深入りはしない関係。

それを老人たちの思いが変えていく。

稲、ヨシ、竹、なたねを使い、1年をかけて準備する伝統的な「ほんがら松明」
この島町だけの特別な松明。

その復活、祭りへの取り組みを通して、若者もどんどん巻き込まれ町が動いていく。

観ていて自分もそこにいるようで、
徐々にかたちを成していく「ほんがら松明」の大きさや存在感、監督もおっしゃっていましたが、天に向かって交信しているような姿に圧倒され思わず声が出て、
老人会のみなさんの力強さに感心し、
どんどん楽しそうな笑顔に変わっていく若者たちの表情にこちらまで笑顔になってしまいました。

「ほんがら松明」に火をつけるときは、力が入って本気で応援。
火が点いたときには感動の拍手!

老人会のみなさん、若者、支える女性たち、関わっていたみなさんの笑顔がとても印象的。若者たちが御神輿をかつぐ姿もパワーがあふれていました。

みんなが関わって一緒に作り上げていく。
信頼と協力。
その先にある笑顔。

それを観せていただきました!

この「ほんがら松明」は完全復活。
来年は10周年になるそうです!

レポート NPO法人 カフェ・デラ・テラ 石井