こんにちは。善了寺の坊守です。

住職家族のリビングには、私の実家のある四国からティッシュに包まれ、はるばる新幹線にのって連れて来られた「セントポーリア」という植物を置いています。

長旅の後、セントポーリアは、早速土に挿され、時々、水をもらいながら、4回、四季をめぐりました。

この移住してきた「挿し葉」は、戸塚で根を張り、3回めの四季をめぐる頃、やっとピンクの花を咲かせることができました(写真左)。

そして、この度、なんと嬉しいことに、初代の葉の「挿し葉」が、二代目の花を咲かせることができました(写真中)。

また、三代目を育てるべく、二代目の葉が「挿し葉」されました(写真右)。

時代がめぐってゆくのを、小さな葉の「挿し葉」が感じさせてくれます。生きとしいくるものすべてが、学びを与えてくれるのだと気づかせてくれたセントポーリアの差し歯、もとい「挿し葉」でした。

戸塚・善了寺 坊守