今年は、梅雨が長いので、夏本番はもう少し先になりそうですね。

その分、夏の暑さがキツイかもしれないという話題も出ています。この時期、お寺では、お盆参りもあり、結構あっという間に終わってしまう時期でもあるのですが、毎年感じていることがあります。

「喪服は大変だな〜」ということです。夏物にしたとしても、やはり、「黒」は外出するときなど、厳しいですよね。太陽の光を集めてしまいますから。

昔から、同じ喪服で、悲しみを分かちあうことは尊い姿だと思います。

しかし、この暑さを切っ掛けに服装を考え直してみませんか。「悲しみを分かち合う」という尊い場を持続させていくためにも、服装のあり方は、もっと自由でいいのだと思います。

みなさんが、集まって、共に時を過ごしてくれている。感謝の思いを込めながら、快適な涼しいご法事を提案してみませんか。

オススメは「式章」です

住職のオススメは、白を中心としたクールビズの服装に、「式章」をかるというものです。式章とは、こういったもののことです。見たことある方も多いと思います。

式章は浄土真宗の仏事の時に、首からかけるものです。お仏壇を探すと出てくるかもしれませんよ。お寺に相談していただくと色々な式章がありますから、結構楽しみながら選ぶこともできます。

悲しみを分かち合い、往生してゆかれた方々と共に、お迎えする素敵な夏のご法要のあり方を考えてみませんか?