つい先日まで、「暑い、暑い…」とぼやいていたのに、気がつくと随分過ごしやすい季節となりました。そう、”秋”の到来です。

秋になると、デイの職員(一部)はソワソワしはじめます。それは…お寺の境内にある、渋柿の実がオレンジ色になってきたからです。

還る家ともに での、干し柿作りは今年で4年目になりました。昨年(詳しくは”食欲のK-AKI~干し柿はじめました~“参照)の出来は…。干したとたんに気温の上昇と雨にやられて、上手く出来上がりませんでした。秋の天気は難しい…。

そして、今年。(先日のデイ職員の会話より)

A「柿の色が随分いい感じになりましたね」
B「天気はどうかしら」
A「何日か雨はありそうですが、夏日は今日までで明日から20℃下回りそうですよ?」
A,B「よし、やるか!」

ということで、ご利用者とともに、いざ出陣!

渋柿をたくさん収穫し…

皮をむき…

完成!!

かつて私が生まれ育った家の庭には柿の木がありました。柿の好きな母が植えたものでした。しかしずぼら性の母は渋抜きもせずほったらかし、数年後には根本から斬り倒してしまいました。今、こうして渋柿の楽しみ方を知り、母に問いたい。

何故斬ってしまったのか??

ちなみに渋を抜くだけならばこのように袋に渋柿と焼酎をいれるだけ、という方法も。

さて、今年の出来栄えやいかに?!

それにしても、”イイ男”の表現として

「渋い男」
「苦味走った男」

なんていいますが、こうして渋柿を加工している間に”もしかして語源は柿なんじゃ?”と変な発想をしてしまったのでした。人間の“渋”の奥にある“甘さ”…。一見取っつきにくいけど、ホントはイイ人だった、みたいな…。

日本古来の渋抜きの発想、表現の奥深さ…。日本って素晴らしい!
私には縁遠いですが、渋い男を目指したい、そんな秋の一日でした。